湖底に眠る村の記憶を、蘇らせる。

1957年、小河内ダムの完成により湖底に沈んだ小河内村。
スマートフォンをかざすと、かつての村の暮らしが浮かび上がります。

この湖の底に、
ひとつの村が眠っています。

東京都の水瓶として知られる小河内貯水池。通称、奥多摩湖。
この静かな湖の底に、ひとつの村が沈んでいることを、あなたはご存じですか。

その村の名は、小河内村。かつて「東京の奥座敷」として知られ、 数多くの伝統芸能が受け継がれていた美しい村でした。 1957年、小河内ダムの完成により、人々の暮らし、祭り、そして物語が、静かに水の下へと消えていきました。

町制施行70周年という節目にあたり、私たちはAR技術を使って水の底に眠る記憶を蘇らせるプロジェクトを立ち上げました。 過去の資料や写真、住民の証言や逸話をアプリ内で閲覧でき、湖底に沈んだ村の景色を可視化します。

利用料金は無料、ダウンロードも不要。スマートフォンとインターネット環境があれば、誰でもどこでも起動できるWebアプリです(3Dモードは奥多摩湖周辺でのみ利用可能)。

奥多摩湖パノラマ — この湖の底に小河内村が眠っている

映像で見る、小河内タイムレンズ。

プロジェクトの全貌を、映像でご覧ください。

動画を再生

スマホをかざすと、
湖底の村が浮かび上がる。

スマートフォンのGPSやコンパス機能を活用し、現在の奥多摩湖の風景にかつての小河内村の姿を重ね合わせるWebARアプリです。現地で湖面にスマホをかざすと当時の風景が目の前に広がり、まるで過去へタイムトラベルしたかのような体験を提供します。貴重な写真や住民の証言、伝統芸能などをデジタルアーカイブ化し、地域の歴史を未来へつなぎます。

受け継がれる伝統、
語り継がれる物語。

小河内に息づく伝統芸能や民話を、本プロジェクトではデジタルアーカイブとして記録しました。記事には動画へのリンクも掲載しており、アプリ内の音声プレイヤーでは新たに収録した民話を聴くこともできます。小河内タイムレンズでは、こうした伝統芸能が湖底のどこで行われていたかを知ることができます。

鹿島踊り
ユネスコ無形文化遺産

鹿島踊り

動画を見る ▶
川野車人形
国指定重要無形民俗文化財

川野車人形

動画を見る ▶
原の獅子舞
東京都指定無形民俗文化財

原の獅子舞

動画を見る ▶
川野の獅子舞
東京都指定無形民俗文化財

川野の獅子舞

動画を見る ▶
小河内の民話
民話10話収録

小河内の民話

民話を聴く ▶

開発チームより。

国指定重要無形民俗文化財「川野車人形」の保存活動を行う「奥多摩川野車人形保存会」を母体に、70周年記念事業部を結成。地元出身者から移住者まで、老若男女さまざまな町民がチームを組み、本アプリを開発しました。開発を通じて奥多摩町に新たな縁が生まれ、次の世代に残せるものを作れたことは大きな喜びです。

濱田 隆史
ディレクター

濱田 隆史

本プロジェクトの発起人であり、ディレクター。プロジェクトを牽引。町内「古里」地区在住。

保存会では「口上・ツケ」担当

川崎 渚
学芸員

川崎 渚

資料の整理と原稿を執筆。奥多摩町の学芸員として、歴史と記憶を文章で紡ぎ出す。町内「氷川」地区在住。

保存会では「笛・人形」担当

坂村 徳子
コーディネーター

坂村 徳子

地域の方へのインタビューの調整など。人と人を繋いだキーパーソン。町内「小河内」地区在住。

保存会では「三味線」担当

開発スタッフ

助言・資料提供

  • 河村 良知保存会会長
  • 坂村 惠太保存会
  • 古屋 文恵保存会

アプリ開発

  • 米窪 博祐プログラマー
  • 藤原 真琴3Dアーティスト
  • 広瀬 温子デバッガー

コンテンツ作成

  • 吉田 真緒ライター
  • 荒澤 弘民話
  • 後藤 めぐみモニター

プロモーション

  • 酒井 卓真映像制作
  • 井上 正行ロゴ・チラシ制作
  • 広瀬 温子SNS運用等

Special Thanks

インタビューにご協力いただいた皆さま(五十音順・敬称略)

  • 岡部 ミネ子
  • 岡部 幸雄
  • 岡部 義重
  • 河村 つる江
  • 河村 尚茂
  • 河村 美子
  • 酒井 常子
  • 坂村 清美
  • 坂村 ミエコ
  • 島崎 軍治
  • 島崎 幸子
  • 島崎 治二
  • 島崎 保子
  • 宮村 實

川野車人形保存会の有志の方々に、心より感謝いたします。

最新情報。

プロジェクトの最新情報はSNSでお届けしています。

お問い合わせ。

アプリの不具合、プロジェクトに関するご質問、取材のお申し込み、小河内村の資料・写真・証言のご提供など、ご連絡ください。

お問い合わせフォームへ